『新大田市立病院』が竣工しました!
2018年1月にスタートしました新大田市立病院建築工事は順調に進み、本年1月末に建物本体が竣工しました。
現在、医療機器や情報システム等の整備を行いながら、新病院の運用トレーニングや診療リハーサルを実施し、開院に向けた準備を行っています。
5月7日の開院に向けて
今後は4月下旬から移転作業に取り掛かり、5月4日に機能を移転し、5月7日から外来診療をスタートする予定です。
移転にあたっては、市民の皆さんにご不便をおかけすることもありますが、ご理解とご協力をお願いします。
新病院配置図
正面玄関は旧病院側に
新病院には3か所の出入り口があり、正面玄関は西側、旧病院側にあります。
また、5月7日の開院日から外来駐車場も新しくなります。案内表示に沿って走行してください。
新病院の特徴をご紹介します!
➣「エントランスホール」は木目を基調とした温かみのある空間計画とし、壁面には地元産“福光石”を使用
➣「入退院センター」により入院から退院までトータルサポート
➣「ブロック受付」※1によるスムーズな診療
➣「外来化学療法室」※2「生活習慣病診察室」の新設
➣「透析病床」を増床(10床→16床)
《病棟》
➣スタッフステーションから病棟の隅々まで目が届く病棟構成
➣「デイルーム・ユニットホール」※3を複数配置し開放的な場を提供
➣「LDR」※4を新設し安心・安全なお産をサポート
➣プライバシーに配慮し、病室に「間仕切り家具」や「個室トイレ」を配置
➣個室を増室(14室→27室)
《最新のMRI・CT装置を導入》
➣最新の3テスラ※5MRI装置の導入により、短時間で高精度の画像描出が可能になるとともに、静穏設計により患者さんのストレスが大きく軽減されます。
➣AI(人工知能)などの最新機能を搭載したCT装置を導入し、従来より検査時の放射線被ばくが低減されるとともに、診断精度の高い検査が可能になります。
《災害対応》
➣大地震時にも施設損傷が少ない「基礎免震構造」
➣災害等によりライフラインが途絶えても三日間程度診療継続可能な機能整備
※1:複数診療科の一括受付窓口
※2:抗がん剤治療などの化学療法を専門に行う部屋
※3:食堂や談話室として利用する共有スペース
※4:お産時の陣痛·分娩·回復までを移動せずに行う部屋
※5:磁場強度を表す単位。数値が大きいほど高精細の画像が描出できる