
画像診断科
画像診断科では、放射線技師8名、放射線科助手1名計9名で、医師の指示の下放射線や電磁波を用いて検査を行い、体内の状態を画像化し病気や怪我などの診断や治療をおこなっています。
当院ではフィリップス社製の3T(テスラ)MRI装置をはじめ、キヤノンメディカル社製80列CTとGE社製の64列CT装置2台を中心に、大田圏域の地域医療を守るべく、スタッフ一同日々努めております。
検査等についてご不明な点などがあれば気兼ねなく画像診断科スタッフにお尋ねください。
各検査のご案内
一般撮影検査 |
![]() X線発生装置:島津製作所 |
![]() DRシステム:コニカミノルタ |
骨密度検査 |
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![]() ホロジック:Horizon W |
マンモグラフィ検査(乳房X線撮影検査) |
![]() ![]() 富士フィルムメディカル:AMULET S |
X線透視検査 |
![]() ![]() TOSHIBA(キヤノン):ZEXIRA |
CT検査(コンピュータ断層装置) |
![]() キヤノンメディカル :Aquilion PRIME SP |
![]() GEヘルスケア :Revolution HD |

MRI検査(磁気共鳴画像装置) |
![]() ![]() フィリップス:Ingenia Elition S |
血管造影検査 |
![]() ![]() フィリップス:Allura Xper |
RI検査(核医学検査) |
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その他の装置紹介 |
移動型外科用イメージング装置
![]() 島津製作所 :OPESCOPE ACTENO |
![]() フィリップス :Zenition 70 |
ポータブルX線撮影装置
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ポータブル装置3台 ・島津製作所:Mobile DaRt Evolution MX8 ・ 〃 :Mobile Art Ⅱ ・日立製作所:Sirius Star Mobile |
よくある質問Q&A (「あなたの健康と放射線」より抜粋)
[質問1] 何回もX線検査を受けていますが、こんなに頻回に受けても大丈夫ですか? |
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[答え] 放射線の影響が統計的に調べられるようになって、発ガン、白血病などの危険性についてのデータが求められてきました。ただし、それは線量が比較的多い場合についてのデータを基にしたもので、X線検査のような線量が少ない場合についてはデータがありません。しかし、社会全体では危険性が少ないとはいえ、医療においては被爆線量を少なくするよう努力しています。医療においては、このような放射線の害と検査を受けないために肺ガンなどで死ぬ確率等を考慮したうえで、X線検査を受けたほうの利益がはるかに大きいのですから、必要な検査は心配せずに受けられることをお勧めします。 |
[質問2] 放射線を受けるとガンになると聞きますが本当ですか? |
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[答え] 広島、長崎における原爆被爆者や、過去に放射線防護の知識が充分でなかった時代の放射線を取り扱った人々から、白血病やガンの発生がみられました。このことは、放射線を受けるとガンが誘発される可能性があることを示唆しています。しかし、可能性であり、あくまで確率的な問題です。つまり、放射線を受けたからといってすべての人にガンが発生するわけではありません。通常、病院で行われているX線検査のような低線量では、発ガンに関する確証は、現在のところ得られていません。 |
[質問3] 毎年、胃や胸部の集団検診を受けていますが、大丈夫ですか? |
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[答え] 結論から言えば、心配しなくてもよいと考えられています。国民の被爆の面から、集団検診をやるメリットとデメリットが考慮されてきています。したがって、集団検診を受ける年齢と回数が問題となりますが、高年齢になるほどメリットが大きく損失が少なくなります。だいたい35~36歳が中間点となっていて、実際に毎年受ける意味があるのは40歳以上といわれています。 |
[質問4] 放射線を受けると子供ができにくくなると聞きますが、本当ですか? |
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[答え] 通常のX線検査の場合には全く心配はありません。しかし、一度に数百倍の線量を受けると子供ができなくなることがあります。 |
[質問5] 妊娠中のX線検査は大丈夫でしょうか? |
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[答え] 妊娠の時期と検査の部位によります。腹部は緊急以外は避けた方が良いでしょう。胸部の撮影などは、まず大丈夫です。 |
