画像診断科では、放射線技師8名、放射線科助手1名計9名で、医師の指示の下放射線や電磁波を用いて検査を行い、体内の状態を画像化し病気や怪我などの診断や治療をおこなっています。
当院ではフィリップス社製の3T(テスラ)MRI装置をはじめ、キヤノンメディカル社製80列CTとGE社製の64列CT装置2台を中心に、大田圏域の地域医療を守るべく、スタッフ一同日々努めております。
検査等についてご不明な点などがあれば気兼ねなく画像診断科スタッフにお尋ねください。

各検査のご案内
一般撮影検査
一般的によく「レントゲン」と呼ばれる検査で、胸部・腹部・骨などの撮影をX線を用いて行います。当院ではFPD(フラットパネルディテクター)を導入しており検査効率の向上に加え、低被ばくで高画質な画像を提供し、多くの診断に活用されています。
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X線発生装置:島津製作所 |
DRシステム:コニカミノルタ |
骨密度検査
当院では、骨密度検査の中で最も精度が高いとされているDXA法を用いた装置で検査を行っています。腰椎と股関節の骨密度を測定することでより正確な骨粗鬆症の診断を行います。骨密度は健康寿命を左右するとも言われていますので、特に50歳以上の女性の方には骨密度検査をおすすめいたします。
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ホロジック:Horizon W |
マンモグラフィ検査(乳房X線撮影検査)
乳房に特化した検査で、乳房を圧迫し薄く伸ばしてX線で撮影することで乳癌などを見つける検査になります。女性のがん罹患率の一位は乳癌となっており40歳以上の方は2年に1回の乳癌検診が推奨されています。撮影の際は乳房を圧迫するため痛みを伴うことがありますが、痛みの具合を確認しながら撮影を進めて参りますので、安心して検査をお受けください。
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富士フィルムメディカル:AMULET S |
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X線透視検査
X線を連続照射することでリアルタイムに体内の透視画像を見ることができる検査です。X線透視に合わせ造影剤というX線に映る薬剤を使用することで、消化管など臓器の状態を観察し病気の診断や治療を行う検査です。また骨折などの整復治療もおこなっています。
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TOSHIBA(キヤノン):ZEXIRA
CT検査(コンピュータ断層装置)
X線を用いて体の輪切りの断層画像を撮影し、そのデータを活用し任意の方向からの体の断面像や、立体的な3D画像の構築から、臓器や骨、血管などの状態を詳しく調べることができる検査です。病気の発見から治療方針の決定、病状の経過観察など多岐に渡って診療業務に活用されています。
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キヤノンメディカル : Aquilion PRIME SP |
GEヘルスケア : Revolution HD |
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MRI検査(磁気共鳴画像装置)
強力な磁場と電磁波を用いて体内の情報を画像化する検査です。特徴として検査中に大きな音がしますが痛みはなく、放射線を使用していないため被ばくの心配もありません。当院では2020年に3T(テスラ)のMRI装置を導入し、頭部領域の検査を始め、腹部領域、脊椎や関節、認知症検査、PET検査に類似した診断が可能とされているDWIBS検査など様々な撮影手法を用いて病気や怪我の診断をおこなっています。
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フィリップス:Ingenia Elition S
血管造影検査
X線透視下でカテーテルという細い管を血管内に挿入し、造影剤というX線に映る薬剤を流すことによって血管の状態観察や病気の治療をおこなう検査です。当院では主に透析患者のシャント血管の拡張治療や肝臓癌の治療、またペースメーカー植え込み手術などもおこなっています。
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フィリップス:Allura Xper
RI検査(核医学検査)
核医学検査やシンチグラフィーとも呼ばれ、放射性医薬品を体内に投与し、体内に分布した放射性医薬品から放出される放射線をSPECT装置で画像化する検査です。腫瘍など病変の有無、またCT検査やMRI検査では得られない臓器の機能情報などを把握することができる検査になります。
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フィリップス:BRIGHTVIEW
その他の装置紹介
移動型外科用イメージング装置
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島津製作所 |
フィリップス |
ポータブルX線撮影装置

ポータブル装置3台
・島津製作所:Mobile DaRt Evolution MX8
・ 〃 :Mobile Art II
・日立製作所:Sirius Star Mobile
よくある質問Q&A
(「あなたの健康と放射線」より抜粋)
[質問1]
何回もX線検査を受けていますが、こんなに頻回に受けても大丈夫ですか?
[答え]
放射線の影響が統計的に調べられるようになって、発ガン、白血病などの危険性についてのデータが求められてきました。ただし、それは線量が比較的多い場合についてのデータを基にしたもので、X線検査のような線量が少ない場合についてはデータがありません。しかし、社会全体では危険性が少ないとはいえ、医療においては被爆線量を少なくするよう努力しています。医療においては、このような放射線の害と検査を受けないために肺ガンなどで死ぬ確率等を考慮したうえで、X線検査を受けたほうの利益がはるかに大きいのですから、必要な検査は心配せずに受けられることをお勧めします。
[質問2]
放射線を受けるとガンになると聞きますが本当ですか?
[答え]
広島、長崎における原爆被爆者や、過去に放射線防護の知識が充分でなかった時代の放射線を取り扱った人々から、白血病やガンの発生がみられました。このことは、放射線を受けるとガンが誘発される可能性があることを示唆しています。しかし、可能性であり、あくまで確率的な問題です。つまり、放射線を受けたからといってすべての人にガンが発生するわけではありません。通常、病院で行われているX線検査のような低線量では、発ガンに関する確証は、現在のところ得られていません。
[質問3]
毎年、胃や胸部の集団検診を受けていますが、大丈夫ですか?
[答え]
結論から言えば、心配しなくてもよいと考えられています。国民の被爆の面から、集団検診をやるメリットとデメリットが考慮されてきています。したがって、集団検診を受ける年齢と回数が問題となりますが、高年齢になるほどメリットが大きく損失が少なくなります。だいたい35~36歳が中間点となっていて、実際に毎年受ける意味があるのは40歳以上といわれています。
[質問4]
放射線を受けると子供ができにくくなると聞きますが、本当ですか?
[答え]
通常のX線検査の場合には全く心配はありません。しかし、一度に数百倍の線量を受けると子供ができなくなることがあります。
[質問5]
妊娠中のX線検査は大丈夫でしょうか?
[答え]
妊娠の時期と検査の部位によります。腹部は緊急以外は避けた方が良いでしょう。胸部の撮影などは、まず大丈夫です。
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