
3階南病棟
3階南病棟は、産婦人科・小児科、内科やその他の診療科の女性の一生に関わる一般急性期混合病棟です。スタッフは助産師11名、看護師16名、看護補助者3名、師長クラーク1名の31名で、今年度は新人助産師1名・新人看護師1名を迎え、明るく笑顔の絶えない病棟です。看護方式は、バディナーシングシステム(BNS)を取り入れ、スタッフ2名でペアとなり、お互い補完し合いながらあらゆる世代、診療科の患者さんの看護を行っています。
当院は大田市で唯一の分娩取り扱い施設で、昨年度の分娩件数は157件でした。出産の喜びに立ち会え、お母さんに「おめでとうございます!」と言える素敵な病棟です。産婦人科外来と病棟一元化により、妊娠期から育児期までお母さんと赤ちゃんとその家族が安心して過ごせるよう、一連を通して関りを持たせて頂くことができるよう取り組んでいます。また、妊婦さんのサポートと生活指導を中心としたマタニティスクールを開催しています。赤ちゃんとの新たな生活がスタートできるよう継続した支援をさせていただきます。
また、当病棟では陣痛開始から分娩、産後の回復期を同室で過ごすことができるLDR室2床を備え、産後は自宅での生活により近い状態で育児が経験できるよう母児同室しています。病室では母子が穏やかな表情で添い寝をする微笑ましい光景が見られます。
年々、分娩件数は減少していますが、大田市唯一の分娩施設として、そこで働く助産師・看護師は地域から求められる役割は多岐に渡ります。あらゆる世代の患者さんが安心して治療・療養できるように質の高い看護の提供を目指し、助産師、看護師共に自己研鑽に努めています。分娩や育児について疑問点やお困りのことがありましたら、いつでもご相談下さい。
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3階南病棟のスタッフ |
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LDR室(居室型分娩室) |
