第7回石見銀山医学会を開催しました
6月13日、「第7回 石見銀山医学会」を開催しました。
2016年より「大田市医師会、大田市立病院、島根大学医学部総合医療学講座・大田総合医育成センターおよび県薬剤師会に所属する医師、薬剤師等が一堂に会して症例検討や研修を行うことで互いの連携を強め、地域医療の充実を図る」ことを目的にスタートしたこの会に、今回も多くのご参加をいただき、意見や質問が活発に交わされました。
今回は3名の演者による発表でした。
この春より、当院で医師として歩み始めたばかりの吉原健医師は、日々の診療の中で関わった症例を報告。多くの先輩医師からの質問にも的確に対応し、歓迎を受けました。
島根大学医学部総合診療科の石橋豊医師は、長年の経験から『私の数々の誤診』と題して講演。診療の基本「病歴聴取」の重要性を熱く語られました。
市内開業医の山内克実医師(やまうち内科)には糖尿病について講演していただきました。専門医ならではの視点で治療効果と治療薬の関係についてわかりやすく示されました。
どの発表も素晴らしく、たくさんの要素がギュッと凝縮された濃い内容の学会となりました。