第4回 地域医療連携研修会 開催
2022年11月24日
大田市立病院 地域連携支援プロジェクトチームでは、地域連携のプラットフォームとなることを目指し、定期的に地域医療連携研修会を開催しています。
オンラインで開催しているこの研修会は、多くの院内外の医療・介護・福祉・行政の関係者の参加をいただいています。
今回は濱口俊一医師(大田市立病院 呼吸器内科)より、当院におけるCOVID-19の現状についてお話しました。
重症度分類、入院治療のありかたなどの説明、病床指定の状況などの説明のあと、withコロナとなり、最近1ヶ月フォーカスしたところ、COVID-19はいずれも軽症であるが誤嚥性肺炎の併発や発熱によるSPo2低下、食事摂取低下など合併症や併存症で入院をされる場合がほとんどであることの報告がありました。
意見交換では、医療機関や高齢者施設等それぞれで感染対策をされている中での苦労や課題などもあがりました。
濱口医師は「病院の役割として正しく評価することが自分たちのやるべきこと。安心して受診をしていただきたい」と述べ、また医療機関の医師からは「看護師さんや施設職員さんの多大なるサポートで医療が成り立っている」との言葉もありました。
参加された皆さんとCOVID-19だけでなく医療体制についても考え、今後、より一層の連携をしていけるような意見交換となりました。