【トピックス】木島医師が着任しました
2019年4月1日付けで大田総合医育成センターに、木島庸貴(きじまつねたか)医師(家庭医療専門医)が着任しました。家庭医や総合医は特定の臓器や疾病に限定せず、広く総合的な診療を行います。また、指導医として若手育成にも力を注ぎ、地域医療を担う総合医育成に手腕を振るっていただけると期待します。
(木島医師からのご挨拶)
4月に大田総合医育成センターに着任した木島庸貴です。地元である大田市の出身で、大学・初期研修は関東で過ごし、総合診療の研修を岡山県で行いました。2013年に島根県に戻り、島根大学医学部付属病院で勤務したのち、今年から大田市立病院で勤務することになりました。卒後14年目になります。
専門は総合診療、プライマリ・ケアで、大田市立病院では初診外来(主に火曜日)、病棟診療、救急外来、感染対策、教育業務に従事しています。私の業務の中の【教育】についてですが、医師の育成は大学病院などで高度な医療を学ぶだけでなく、診療所や中小病院といった比較的規模の小さい医療機関での経験や地域の医療を支える保健・福祉の役割を学習することも重要となってきます。
地域の医療を支える人材が増えていくためには、その地域で今後の人材を育てることも求められ、それは大田市も同様です。さらに教育を行うことは、医療の質の向上にもつながると言われています。しかし、教育は時間がかかるという難点もあり、通常の診療と+αの時間によって皆さまにご負担をおかけすることもあるかもしれません。ただ、気になったことなどがあれば、それらを指摘していただくことは今後の改善につながります。ご意見をいただく箱も病院内に設置されておりますので、ぜひご活用ください。
微力ですが、教育を通じて大田市の医療がより充実し、さらに大田市の健康の向上に貢献していければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。