【トピックス】第16回総合診療医出張指導を開催しました
2018年1月31日
1月25日、26日の2日間にわたり、総合診療医出張指導を開催しました。
今回の講師は、島根大学医学部卒後臨床研修センター専任助教の和足孝之(わたりたかし)先生でした。
とてもアクティブで、人を惹きつけるオーラを持った先生です。
初日の講演会では、『風邪のみかた~その発熱、本当に風邪ですか~』と題し、いわゆる風邪症状とよばれるものが、果たして本当に風邪なのか、別の疾患を見逃しているのではないかという視点に立ち、診断のポイントを分かりやすくレクチャーしていただきました。
講演内容は、医師や医療スタッフだけではなく、事務職員が聞いてもわかりやすく、惹きこまれるものとなっていました。
翌日は、外来診療と症例検討のレクチャーを受けました。
どの状況においても『患者さんのために』を最優先とし、研修医にも常に考えさせながら、最善の方向へと導いておられました。
症例検討レクチャーでは、外来診療で経験した症例をもとに、今後、ステップアップしていくための勉強方法なども教えていただきました。
受講した研修医ひとりひとりの『伸ばしポイント』を押さえながらのレクチャーは、どの職種にも通ずるものであると改めて勉強になりました。