浜田フィジカルアセスメント道場

夏の終わりに近づいた８月末、大田市立病院の初期研修医が浜田圏域の診療所へ出かけ、総合診療医の先生方より‟熱いレクチャー”をしていただきました。

舞台は、弥栄診療所（浜田市参与 阿部顕治先生）＆あさひ診療所（あさひ診療所所長 上野伸行先生）。午前中の外来診療では来院された患者さんにもご協力いただきながら、診療指導を受けました。また、診療に不可欠な身体診察のレクチャーもありました。

午後は両診療所とさらに２名の講師をオンラインで繋ぎ、6病位に基づいた漢方の使い方レクチャー（出雲いいじまクリニック院長 飯島慶郎先生）や、予防医学のレクチャー（弥栄診療所所長 佐藤誠先生）、阿部顕治先生による症例の振り返りとディスカッションを実施していただきました。

各診療所によって異なる患者層の診療の経験や学ぶ機会の少ない漢方や予防医療についてのレクチャーは、研修医にとって学びが多く、早速翌日より実践できるものもありました。

コロナ禍により、研修医が他圏域の医療を実戦形式で学ぶ機会も貴重でした。
学んだことを持ち帰り、日々の業務に活かす！とてもよいサイクルができました。

※ この事業はしまね地域医療支援センターの『若手医師自主企画助成事業』にて開催をしております。