第29回出張指導を開催しました
2022年7月29日
先日、第29回出張指導を開催しました。
講師の小林裕幸先生は、10年前より毎年ご指導いただいている先生です。
研修医の2年次、1年次、医学生が1つのチームとなり、診療にあたりながら、小林先生の指導を受けました。
外来診療では問診、身体診察、アセスメントを一つずつ振り返りながら診療を進めることで、日々の診療において不足部分があることに気づいたり、身体診察の重要性を改めて認識したりすることができました。そのほか、心音レクチャー、頸部リンパ節の触診など、すぐに実践できる身体診察のレクチャーもしていただきました。
病棟回診では、受け持ち患者さんを一緒に診察していただくことで、新たな問題点に気づくことができました。また、プレゼンのポイントなども指導していただきました。
最後の講演会では、360度評価についての取組みのお話をしていただきました。
グループワークを行い、評価する側、評価される側の立場になって、フィードバックをする練習を行いました。「伝える」ことの必要性、「伝え方」の重要性などを学びました。
参加した研修医や医学生から「どのセクションも時間が足りなかった。もっと指導をしていただきたかった」との感想があり、小林先生の指導力の大きさを感じた1日でした。