
【トピックス】第4回石見銀山医学会を開催しました
2017年12月28日
12月14日に、第4回石見銀山医学会を開催し、バラエティー豊かな発表がありました。
○『石見銀山では世界的に最も先駆的な塵肺対策がとられていた』
川上 興一 院長(川上医院)
世界遺産である石見銀山の歴史において、労働者である鉱夫には塵肺症が多く、そこに当時としては先駆的な対策がとられていたと、医療の観点からとても興味深い発表がありました。
○『カザフスタンと日本の医療について』
当院で研修をおこなった3名の留学生(セメイ医科大学 大学院生)
カザフスタンの医療の現状や日本の医療との違いなどについて、わかりやすく説明がなされました。
○『発熱・発疹の子をみたら・・・』
向田 千夏 医師(大田市立病院 後期研修医)
現在研修中の小児科で経験した症例をまとめ、発表を行いました。地元大田市出身の若手医師が地元に戻ってがんばる姿を、参加者の先輩医師等が温かく見守り、また、たくさんのアドバイスを送りました。
大田市医師会、大田市立病院、大田総合医育成センターの医師や医療スタッフたちが一堂に会して行われるこの会が、今後ますます大田市の医療を盛り上げていくものとなることでしょう。
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川上 興一 院長(川上医院) |
セメイ医科大学の留学生による発表 |
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向田 千夏 研修医 |
