第8回総合診療医出張指導を開催しました
2015年7月31日
小林先生の『研修医に必要なのは“体力・気力・コミュニケーション力!”』の言葉からスタートした今回の総合診療出張指導。
午前中の外来診療指導では、実際に患者さんを診療をしながら診断に必要なポイントを指導していただきました。空いた時間には、研修医・医学生がお互いに模擬患者になって触診や眼底検査の方法なども教わりました。『自分の指先がプローブの役割をするように』などと、“見て・触って・聴いて”診断するようにとアドバイスを受けました。
午後は、外来診療の症例を1例ずつ振り返り、見逃してはいけないポイントや鑑別診断に必要な検査などをレクチャーしていただきました。また、ミニレクチャーとして水戸協同病院の研修医育成の様子や『総合診療における頭痛の見方』についてを講演していただきました。
医学生は慣れない外来診察を中心になって行う、研修医は医学生をサポートしながら診療を進めたり、小林先生からより難しい質問を投げかけられたりと、それぞれが一歩成長できた研修となりました。