整形外科 ギプスカットレクチャー
2021年10月5日
10月1日、整形外科に松本亮紀(まつもと あきのり)医師が着任しました。これにより当院は整形外科常勤医が2名となり、診療体制がさらに充実することとなりました。
この日は医学生の整形外科実習があり、早速松本医師も指導に加わりました。
ギプス包帯は、水に濡らすと硬化する特殊な素材で出来ています。
固定力の強い包帯ですが、しっかりと注意を払わなければ神経障害や血行障害などの合併症を引き起こす可能性もあります。医学生は実際にギプス包帯を巻きながら、川上医師と松本医師より丁寧にレクチャーを受けていました。
また、硬化したギプスを外すには、電動ギプスカッターを使用します。このギプスカッターは、皮膚を傷つけない安全な仕様になっていますが、患者さんを不安にさせないためにも、素早く慎重な作業が求められます。苦戦しながらも一生懸命取り組む医学生。作業を終えると一筋の汗がぽたり…
これから先、ギプス固定に触れる機会が訪れた時には、今日の経験を思い出してくれたら嬉しいです。