地域医療連携室1日体験
2022年1月20日
研修医が地域医療連携室のスタッフに同行して、1日体験を行いました。
当院の地域医療連携室の1日は、ラジオ体操で頭と身体をスッキリとさせてからスタートします。
カルテ上での情報収集、スタッフ間の情報共有をしたら、患者訪問です。
病棟でも患者さん本人からだけでなく、看護師やリハビリスタッフ等からたくさんの情報収集をしていました。
また、午後からは開業医さんとの連携研修会の打ち合わせや、圏域内の主要病院との連携室会議、主治医から患者の家族への説明に同席し、意思決定支援にも参加しました。
地域医療連携室の多岐にわたる業務に圧倒されながらも、学びの多い1日を過ごすことができました。
以下は体験者の感想です。
『患者さんが安心して退院するために、どれほどの情報収集をして多くの連携をしているか実感した。また、医療介護の種類やサービス・施設についてなど、退院した先の機能面を知ることがとても大切だと感じた。
スタッフに同行して動くことで、具体的な疑問も生まれ、医療連携を学ぶ糸口がみつかった。
これまでは院外の部分に目を向ける余裕がなかったが、対外的な面を見ることで、視野が広がった。』